現在約500万円をトラリピで運用中のくませんです!(kumasenpai1)
FXの自動売買、トラリピ で5通貨ペアで運用しています。
運用16か月程で、現在までの確定利益が99万円をこえてきました。
トラリピは最初に設定を組んで、資金管理を徹底すれば後は自動で売買、利益を確定してくれます。
くません
豪ドル/米ドル(AUD/USD)の運用では現在まで運用16か月、確定利益が155,499円という事で月平均で約1万円弱程の利益が出ています。
運用資金は50万円程を想定して運用しています。
くません
必要資金とトラリピ設定の関係は記事の後半でも説明していますので、参考にしてみてください!
~トラリピで相場に一喜一憂しない運用を目指しましょう~
目次
現在までのトラリピ運用実績
まずは私のトラリピ全体の運用実績がこちらになります。
現在、500万円の原資で5通貨ペアでの運用です。
運用16か月程で累計利益は99万円を超えてきました。
実現損益(累計利益-含み損)も現在+37万円ほどのプラスの状態です。
豪ドル/米ドル(AUD/USD)のトラリピ運用実績
このうちAUD/USDの利益が155,499円ですね。月平均で約1万円程の決済益がでています。
AUD/USD | 確定利益(円) |
---|---|
8月 | 579 |
9月 | 10,662 |
10月 | 1,443 |
11月 | 28,830 |
12月 | -3,204 |
1月 | 51,542 |
2月 | 6,432 |
3月 | 4,571 |
4月 | 4,210 |
5月 | 1,694 |
6月 | 8,305 |
7月 | 7,545 |
8月 | 5,274 |
9月 | 12,262 |
10月 | 8,926 |
11月 | 0 |
12月 | 6,428 |
合計 | 155,499 |
ここ半年ほど含み損が広がっていた豪ドル米ドルですが、2019年12月時点では豪ドル円が回復してきましたので現在、AUD/USDペア単体で実現損益は、プラスの状態に回復しています。
2019/12/29現在、AUD/USD単体での含み損は-137,835円、含み損から現在までの利益を引いた実現損益は+17,664円となります。
豪ドルが回復してきましたので実現損益がプラスの状態となっています。
トラリピを含め、自動売買では含み損がないと利益も出ないという側面があるので、
長期的な目線で運用する必要がありますね。
今後もコツコツと利益を積み重ねていきたいです。
くません
豪ドル/米ドル(AUD/USD)は馴染みのない通貨ペアだと思いますが、
豪ドル/米ドル(AUD/USD)のようなドルストレート(米ドルとの通貨ペア)の通貨ペアは、
クロス円(円絡みの通貨ペア)に比べると緩やかな値動きをします。
値動きも違う動きをするので、分散投資の意味合いもあり、
私はクロス円の通貨ペアとドルストレートの通貨ペアを組み合わせて運用しています。
くませんの豪ドル/米ドル(AUD/USD)の設定
- 中心値 0.8000ドルを基準に上に売り注文、下に買い注文。
豪ドル/米ドル | 買い注文 | 売り注文 |
---|---|---|
通貨ペア | AUD/USD | AUD/USD |
注文金額 | 0.1万(1000通貨) | 0.1万(1000通貨) |
注文レンジ | 0.651~0.800 | 0.801~0.950 |
トラップ幅,本数 | 0.001ドルごと150本 | 0.001ドルごと150本 |
利益幅 | 4ドル | 4ドル |
決済トレール | あり | あり |
0.8ドルを中心にハーフ&ハーフの考え方で注文しています。
現在、買い設定を0.65~0.8ドル、売り設定を0.8~0.95ドルというレンジで注文を入れています。
過去15年程の最安値、最高値は0.6~1.1ドルですが、さすがに現時点ではそこまでは想定していません。
0.65ドル~0.95ドル辺りまでを想定して設定、注文しています。
どちらかに抜けていきそうな場合は、設定を追加して追いかけるか、設定はそのままで耐えるという事になるかと思います。
↓過去15年のチャート↓
現在中心値を0.8ドルに設定しています。15年のチャートを見ると、0.85ドル辺りでもいいかなという感じですが、
過去5年程のレンジを見ると、↓
過去4年程のレンジだと0.75ドルを中心に見てもよさそうですね。
ということで、現在は両方のチャートの中間地点の0.80ドルを中心値として設定しています。
この辺りは、あまり細かく見ても今後の値動き次第でもあるので、そんなに厳密には考えていません。
買いレンジでも売りレンジでもそのレンジをカバーできていれば特に問題ないかなと考えて設定しています。
運用資金はどのくらい必要か?
私は50~80万円を想定してAUD/USDを運用しています。
値動きが狭いレンジで動いてくれていれば、この想定資金で運用出来て、それに加え、
大きな暴落等がなければ、追加資金の必要なく利益は積み重なっていくので、最初の運用資金に加えてどんどん余裕が出てきますね。
現に、現在まで約15.5万円が利益として積み重なっていますのでその分余裕がでてきています。
ということで、50万円ほど想定していれば、よほどの暴落等がない限り問題ないかなと思って運用しています。
プラス30万円は余裕資金として想定しているという感じですね。
くません
こちらが資金50万円で現在値付近の0.710ドルから一直線に下落した場合のロスカットラインです。
0.6307がロスカットラインですが、過去過去15年ほどで見ると2008~2009年辺りに0.601程まで下落していますが、それ以降は2019年1月3日のフラッシュクラッシュ時の0.6747が最安値ですね。
2008~2009年はリーマンショックの時期ですし、現時点でそこまで想定しなくても問題ないかなという事で現在の設定にしています。
50~80万円と資金的に余裕もみてますからね。
ちなみに80万円の想定だと、0.5852ドルがロスカットレートのなります。
基本的には一直線に下落するという事は考えにくく、下がる場合でもその過程で利益は出てくるだろうという事もありますし、
それに加え、現在までの利益分も積み重なっているので、今の段階では十分余裕をもった想定かなと考えています。
という事から、私の場合は想定資金を50万円~80万円ほどで運用しています。
トラリピのリスクはトラップ幅(注文値幅)で調整する
トラリピにおいて一番怖いのは、強制ロスカットですね。
これは、資金量に対して、ポジションを持ちすぎた状態で相場が大きく下落して含み損が広がった場合に起こります。(証拠金維持率が100%下回っているとロスカット対象。)
トラリピでは、トラップ幅(注文値幅)を調整してリスクを管理できます。
- トラップ幅を広げると保有ポジション数が少なくなるので、ロスカットのリスクは低くなる。(その分狙える利益も少なくなる。)
- トラップ幅を狭くすると保有ポジション数が多くなるので、ロスカットのリスクは高くなる。(その分狙える利益も多くなる。)
当然、利益を出すためにはポジションを持っておかないと利益が出ないので、この辺りのバランスをどうとるかですね。
自分がどのくらいのリターンを目指すかと資金量でトラップ幅等の設定を決める事になります。
今回のAUD/USDでいうと、私はトラップ幅を0.001ドル幅での注文にしていますが、単純にトラップ幅を倍の0.002ドルで注文すると、
同じ資金量でポジション数は半分になりますので、ロスカットラインは約2倍下がります。
こちらは50万円で今回のAUD/USDの設定でトラップ値幅(注文幅)を0.001ドルの場合と、0.002ドルの場合のロスカットレートです。
- トラップ値幅が狭い(0.001ドル)だとロスカットレートは0.6307ドル
- トラップ値幅が広い(0.002ドル)だと0.5543ドル
トラップ値幅の広さでロスカットレートに余裕ができる事が分かると思います。
そして、利益面でいうと、利益確定する為のポジション数も半分になるので利益も約半分になります。
狙う利益によって、リスクとリターンの調整がある程度できるという感じですね。
くません
自分の資金量によって、トラップ値幅で調整ができる
投資初心者のタマ
くません
私はAUD/USDを想定50万円で運用していますが、トラップ値幅を倍にすると、25万円で同じ感覚で運用できるというイメージですね。
(ポジション数が半分になるので期待できる利益も半分になる。)
この辺りはなかなか実際に運用してみないとなかなかつかめない部分だと思うので、実際に運用しながら感覚をつかんでいくしかないかなぁとも思います(;^_^A
こちらの記事も参考にどうぞ。通貨ペアは違いますが、資金30万円でのNZドル/米ドル(NZD/USD)のローリスクな設定を紹介しています。
基本的な考え方はどの通貨ペアも同じなので参考になるかなと思います。
具体的には私の設定のトラップ幅0.001ドルよりも4倍広いトラップ幅の0.004ドル設定でリスクを抑える設定にしています。
非公開: トラリピの始め方。初めての設定におすすめする通貨ペアは?まとめ
トラリピは基本的に、長期運用で利益を狙う戦略が適しているかなと思います。
短期で狭いレンジを狙う事も可能ですが、そうなってくるとある程度相場のチェックも必要ですし、ほったらかしたい場合は難しいですね。
広いレンジをカバーした注文を設定して、長期で運用できれば、短期的には含み損でも長期的には利益が積み重なって、安定した運用が目指せると考えています。
ネックとしては仕組み上どうしても含み損を抱えながらの運用になるので、始めたばかりだと少し不安かもしれません。
仕組みを理解して自分がどういう事を狙って運用しているのかが分かってくると含み損が増えてもそこまで気にならなくなります。
逆に、少しの含み損でも不安にある場合は自分の許容範囲を超えた資金で運用している場合が多いです。
トラリピはとにかく資金管理が一番重要になってきます。
急な相場変動時は利益を得るチャンスでもあるので、ロスカットされてしまうとその後の利益をとり逃してしまいますしね。。
リスクとリターンのバランスを考えた余裕のある設定を心がけましょう!
くません
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トラリピ関連記事まとめ
トラリピの関連記事をまとめています。参考にしてもらえると嬉しいです。
- STEP.1
- STEP.2
- STEP.3
- STEP.4くませんの運用中のトラリピ設定まとめ。
私の各通貨ペアの設定、考え方、運用方針をまとめています。
くませんのトラリピ設定、実績、運用方針
設定中のトラリピの利益幅の変更方法はこちらでまとめています。
トラリピの利益幅変更方法【保有ポジションはそのまま】
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