現在約500万円でFXの自動売買を運用中のくませんです!(kumasenpai1)
この記事ではハーフ&ハーフについて解説します。
トラリピを始め、FXの自動売買をスタートする上で、ハーフ&ハーフは是非知っておきたい考え方、手法です。
特にこれから自動売買を始めたい初心者の方には必須です!
トラリピ、自動売買に限らず、FXでの運用を行う上でも覚えておいて損はない手法なので、是非理解しておきましょう!
けっして難しくないので是非理解しておきましょう!
私もハーフ&ハーフの考え方を基本にして運用しています!
くません
目次
ハーフ&ハーフとは?
ハーフ&ハーフとは、
マネースクエアが提供しているFXの自動売買システム、トラリピ のサイト上に紹介されている自動売買の注文方法で、
簡単に一言で説明するとレンジ相場の上半分に売りの注文、下半分に買いの注文を仕掛けるという設定です。
基本的にはこれだけです!
すごくシンプルですが、この考え方を覚えておくことでかなり注文が入れやすく考え方もすっきりするかと思います。
実際にトラリピで注文、運用をする上でのメリットから解説していきます。
ハーフ&ハーフのメリット
証拠金の量が約半分に抑えられる
一番のメリットは証拠金量が抑えられるという事ですね。
ハーフ&ハーフの注文では、必要証拠金が、買い注文と売り注文のどちらか高い方しかかかりません。
なので、同じレンジ幅で買い注文のみ、売り注文のみの場合と比べると約半分の証拠金量ですみます。
例えば、ドル円で110円をレンジの中心値とした場合で見てみましょう。
105円~115円の10円幅、上下に5円幅のハーフ&ハーフの注文を入れるとします。
105円~110円に買いのトラリピ、110円~115円に売りのトラリピを設定します。
実際に注文した画面です。
必要証拠金が買い注文が215,100円、売り注文の必要証拠金が225,100円となっています。
この場合高い方の売り注文の225,100円のみが必要証拠金となります。
買いだけの注文、売りだけの注文を入れる場合に比べると、約半分の資金で注文が可能という事になります。
含み損が抑えられる
基本的に安値圏で買いの設定、高値圏で売りの設定を行うため、含み損を抑えられます。
含み損は自動売買を行う上で必ずしも悪い事ではないんですが、想定以上に含み損が出るとロスカットの危険性が出てきますね。
自動売買はレンジ内での値動きの中で利益をとっていくので、
幅広いレンジで、証拠金が安く抑えられるハーフ&ハーフは長期運用に適しているFXの自動売買の設定だと思います。
ハーフ&ハーフのデメリット
レンジから外れた場合上下に損失リスクがある
設定したレンジから外れた際に、買い注文であれば下に、売り注文であれば上に損失リスクが発生しますが、
ハーフ&ハーフの注文の場合は売りと買いの注文を入れているため、上下に損失リスクが発生します。
売りポジション時にスワップが発生する
FXは、通貨によって、金利差によるスワップが発生します。
こちらは米ドル円のスワップになります。
例えば、米ドル円だと買いのポジションを持っていると、今日の段階(2019/12/4)では、
買いのポジションを持っていると1万通貨当たり5円がプラス、
売りのポジションを持っていると、75円マイナスとなります。
ハーフ&ハーフは通貨に両方の注文を出すので、相場によっては、マイナスのスワップを払い続ける可能性がでてきますね。
相場が動いている間は決済利益も出ますし決済益とトータルで見るとプラスになる事も多いかと思いますが、特に初心者の方でスタートしたばかりでマイナススワップが大きいと少し抵抗があるかもしれません。
初心者はハーフ&ハーフの考え方を取り入れるのがまずはおすすめ
ここから、考え方としてハーフ&ハーフを取り入れ方を紹介します。
ハーフ&ハーフは期間を決めて高値圏と安値圏を上下にわけて、両方に注文を入れる設定ですが、考え方を取り入れるだけでも非常に有効活用が可能です。
特に自動売買が初めての方はハーフ&ハーフの考え方だけでも知っておくことは非常におすすめです。
高値圏、安値圏の判断がしやすい
ハーフ&ハーフは一定の期間の中で高値圏と安値圏を決めるわけなので、投資を始めたばかりにありがちな無駄な高値掴み等がなくなります。
そもそもトラリピ等のリピート系自動売買は為替はレンジ相場を形成することが前提としてあり、
その中でハーフ&ハーフで安値圏では買い、高値圏では売りという考え方なので、仮に相場が逆行した場合でもとんでもない大きな損失にはなりにくいというメリットはあるかと思います。
現在値が高値圏にあるのか安値圏にあるのかがわかるだけでも、注文は入れやすいですよね。
くません
複数通貨の場合は片方だけの注文もあり
複数通貨ペアで運用している場合は、ハーフ&ハーフで運用していても相場次第ではどうしても一方的に含み損が大きくなったりするかと思います。
そういった場合は、全体のバランスをみてハーフ&ハーフの片方の注文を外すという事もありだと思います。
現に私は複数通貨ペアで運用していますがユーロ円の設定は売り注文だけを設定しています。
詳しくはこちらの記事で書いていますが、全体のバランスを見た上での円高対策という事になります。
トラリピ、ユーロ/円(EUR/JPY)の設定 想定資金60万円 累計利益15.2万円片方のみの注文なので厳密にはハーフ&ハーフとは言えませんが、違った形でもハーフ&ハーフの考え方を応用して活用しているという事になります。
ハーフ&ハーフの中心値の設定が難しい?
ハーフ&ハーフをやる際に、悩むのがどこを中心値とするかですね。
というのも、当たり前ですが、期間によって中心値は変わってきます。
私の場合は大体5年~15年くらいのチャートを見て考えるんですが、通貨によってはかなり幅があります。
私の設定、中心値もこちらのまとめていますので参考にしてみてください。
くませんのトラリピ設定、実績、運用方針まとめ
ハーフ&ハーフの考え方はトラリピではもちろん、他の自動売買でも、応用できる考え方なので、覚えておくとかなり有用だと思います(^^♪
わたしは、トラリピで5通貨ペアを運用していますが、基本的にこの考え方をベースに設定しています。
一度やり方、考え方を覚えてしまえば、設定自体も簡単、考え方としても非常に利用できるものなので是非有効活用しましょう!
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