2020年1月にリリースされた「FOLIO ROBO PRO」は
2023年8月7日にサービス名称を「ROBOPRO」へと変更、リブランディングされました!
※運用内容はこれまでと変わりありません。
「ROBOPRO」は進化したロボアドバイザー運用という事で、
AIを活用して既存のロボアドよりも好成績を狙うというもの。
この記事では
- ROBOPRO(ロボプロ)がどういったものなのか
- 今までのロボアドサービスとは何が違うのか
- どういう方におすすめできるのか
を解説します。
くません
目次
ROBOPRO(ロボプロ)はどういう人におすすめ?
まずROBOPRO(ロボプロ)は、
- 投資、資産運用初心者の方
- 現在すでにロボアド投資を行っているが、より大きいリターンを狙いたい方
- 超長期ではなく短期的(数年単位)でのリターンも狙いたい方
- 個別株ほどのリスクは負いたくないけどインデックス投資よりも大きいリターンを狙いたい方
こういった方におすすめできるかと思います。
ここからROBOPRO(ロボプロ)の特徴と共になぜそう言えるのかを解説していきます。
ROBOPROの実績、運用状況
こちらは私のスタート時の状況です。
最低投資金額である10万円でスタート。
2020/5/13からROBOPROでの投資をスタート、
5/13現在のポートフォリオは約90%が株式と債券でそれぞれ約45%づつ。
という事でこのポートフォリオだけ見ると決してハイリターンを求めるという感じではないですが、
ここからポートフォリオをダイナミックに変更しながらリターンを狙っていくという事になります。
くません
2023年8月実績(運用3年3か月)
2023/8/10時点での実績
現在の実績が+¥49,451(49.45%)
運用3年ちょいで+50%程とかなり好調、
変動は大きめですが、運用自体はかなり順調ですね!
フォリオロボプロは下落を回避&リターンを狙うロボアドという事で、正直そんなうまい事いかないでしょと思って運用してましたが、
これまでの運用でその名に恥じない実績を出していますね。
くません
実績、ポートフォリオの変化についてはこちらの記事で毎月紹介しています。
フォリオロボプロの特徴でもある大胆なポートフォリオの変更が効いています!
くません
ROBOPRO(ロボプロ)とは?
FOLIO ROBO PRO | ロボアドバイザー投資 |
---|---|
最低投資金額 | 10万円~ |
手数料 | 1%(税抜き)※3000万円を超える部分は0.5% |
投資先 | 海外ETF |
運用手法 | AIを活用した世界分散投資 |
特徴 | リバランス(投資先のバランス調整)&リアロケーション(投資先の変更)を大胆に行う事で高リターンを狙う&下落を回避 |
ROBOPROの特徴を一言で紹介するなら、
- 従来のロボアドと同じ「国際分散投資」でありながら、
- AIを活用して短期的な暴落もなるべく回避
- ある程度短期的(数年単位)での利益も狙う
FOLIOの新しい資産運用サービスROBOPROでは、プロフェッショナルな金融機関のみに提供されていたAI技術(AlpacaJapan提供)を、ETFマーケットを対象に個人向けに初解禁。
毎月ダイナミックなリバランスを行うことで、これまでロボアドバイザーが対応していなかった、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指します。
公式サイトより引用
ロボアドバイザー投資とは自動で世界中に分散投資、さらに投資後の資産のバランス調整まで行ってくれるサービスです。
要はほったらかしで自動で運用してくれるサービスです。
くません
代表的なものにTHEO(テオ)やWealthNavi(ウェルスナビ)があります。
【運用7年半経過】THEO+docomo(テオプラスドコモ)実績・特徴・メリットデメリット 1万円から可能でdポイント還元&利用も可!ROBOPROの特徴、他のロボアドバイザー投資との違い
ロボアドバイザー投資の基本的なスタンスは10年、20年といった長期的な目線での投資が基本となります。
が、ROBOPRO(ロボプロ)の場合、短期的なパフォーマンスの向上も目指しており、今までのロボアドバイザー投資よりもアクティブにリターンを求めていく運用方針です。
こちらが公式サイトからの引用です。
ROBOPROでは、AlpacaJapanから提供された予測技術を利用して各資産の期待リターンを算出し、投資資産の配分比率を月に一度ダイナミックに変更しています。長期的だけでなく短期的なパフォーマンス向上を目指します。
公式サイトより引用
基本的なロボアドバイザー投資のリターンは、長期的に見て年利+5%前後を狙う投資と言えるかと思いますので、
ROBOPROではそれ以上のリターンを目指していくという事になでしょう。
くません
プロ向けに提供されていたAI技術を個人向けに初解禁
ROBOPROでは、プロフェッショナルな金融機関のみに提供されていたAI技術(AlpacaJapan提供)を、ETFマーケットを対象とした個人向けに「初解禁」しています。
これにより、長期を見据えつつ短期的なパフォーマンス向上も目指すという事が可能になるという事ですね。
ROBOPROは下落に強い!?
フォリオロボプロは2020年の3月末までの実績で、他社のロボアドバイザー投資に比べて下落に強いという実績が出ています。
2020年の3月というのはコロナッショックで大暴落が起きていた時期ですね。
詳細はこちらの記事で実際に私のTHEO、ウェルスナビの運用と比較して検証していますので気になる方はチェックしてみてください。
また、2022年の下落相場の中でも圧倒的に下落耐性が高く、その後の上昇相場にも上手く乗れ、リターンも大きくなっているのは実際に運用していて感じています。
ROBOPROにしかない 3つの特徴
ロボプロがどういう事を行ってリターンを目指しているかというと、大きくこの3つの特徴があります。
- 相場の先を読む (40以上のマーケットデータを活用)
- AIを使って、膨大なデータを分析
- 分析結果から投資配分を大胆に変える
AIを活用して相場の流れを分析、流れを読み、その結果で投資配分を大胆に変えるという事を行うという事ですね。
この3つが他のロボアドサービスにはない特徴となります。
相場の先を読む 40以上のマーケットデータを活用
世界各国の株式、債券、通貨、銅や原油など、40以上の指数を利用し、さらに統計的処理で 2,000種類以上の特徴量を計算。
相場の世界には先行指標と呼ばれる指標があり、ロボプロの場合これを自動で精査してくれています。
これは大げさなものではなく、例えば金価格と株式の関係、債券と株式の関係、長短金利差の関係(利回 りが逆転すると、その後景気後退になる可能性が高い)等で、ある程度の精度でその後の相場の流れを予測できる指標があります。
AIを使って、膨大なデータを効率的&正確に分析
AIを活用し、人間の能力では処理できない量のデータを通じて将来の予測に役立つ特徴を探り、 機械学習の技術を活用して学習データの更新と改善をおこない、精度の向上を目指す。
上記の先行指標をなんとなく理解していたとしても、実際にそれを人の手で分析する作業がとんでもなく大変ですね。
さらに人の手でやる場合、どうしても主観が入ってしまい、効率的なデータ分析はさらに難しい。。
といったところで、ロボプロはそういった分析作業をAIを活用して自動で行ってくれるという事になります。
投資配分を大胆に変える パフォーマンスの最大化を目指す
AIを使い期待リターンの細部に渡る予測が可能になり、ダイナミックな資産配分(リバランス) を実現。パフォーマンスの最大化を目指す。リバランスによる売買コストはFOLIOが負担。(運用報酬料1%の中に含まれる)
相場の先読み、分析した結果から投資配分を決め、実際に運用を行ってくれます。
月に1度のリバランス(資産配分の調整)、リアロケーション(資産配分を変更)を行ってくれます。
メリット、デメリット
ここからフォリオロボプロのメリットデメリットの紹介をしていきます。
ロボアドバイザー投資のメリットと合わせて紹介していきます。
メリット1:手間がかからない
こちらはロボアド投資全般の最大のメリットで、FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)での運用も例外なくメリットとなります。
入金するだけで後は自動で運用してくれるので、投資初心者の方、忙しい日々を送っているサラリーマン、主婦の方でも簡単にスタートすることが可能です。
メリット2:既存のロボアドよりリターンを狙う運用
ROBOPROの運用方針は、既存のロボアド投資よりも大きいリターンを目指しています。
例えば
投資初心者のタマ
既存のロボアド投資、インデックス投資のリターンではちょっと物足りないけど、かといって個別株とかをやるまではリスクをとりたくないし、そもそも調べる時間もない。。
という方はROBOPROを試してみる価値はあるかと思います。
ROBOPROもベースは世界分散投資ですので、過度にリスクをとることなくリターンを目指すという運用方針がとれると考えられますね。
メリット2:つみたてNISAとの相性がよい
これは運用し始めて気づいたことですが、ロボプロは大胆に投資先を組み替える関係で株式比率が高いつみたてNISAとの相性がいいなと感じています。
ロボプロは株式以外の資産にも(例えば金など)に大胆に組み替える事がわかったので、
つみたてNISA等で株式インデックス投資を行っている場合、トータルの運用でより資産が分散され、さらにリターンも狙う、という運用が可能となります。
メリット4:自動で積立投資が可能
2021年4月より自動積立の設定が可能になりました!
毎月1回の積立設定が1万~可能です。
日々の値動きを気にすることなく淡々と積立投資を行えます。
メリット5:投資の勉強にもなる
ロボアド投資のポートフォリオ(投資先のバランス)は非常に勉強になります。
投資を始めたばかりの時は、そもそもどういった投資先、投資商品があるのか、どこに投資をするのが、リスクが高いのか、低いのか等わからないことだらけだと思います。
ロボアド投資を行う事で資産の投資先を自分で確認することができるので、非常に参考になります。
そういった面でもロボアド投資を行うメリットは大きいと感じています。
ロボプロは既存のロボアドバイザー投資よりもダイナミックに銘柄を変更していく仕様ですので、
例えば自身の運用中のポートフォリオ(ロボアドやインデックス投資等)を軸に、ROBOPROのポートフォリオをチェックすることでより投資に対する理解度が深まる事もあるかと思います。
デメリット1:元本割れ、損失の可能性はある
これはロボプロに限った事ではないですが、投資、資産運用を行う以上元本割れ、損失の可能性はあります。
フォリオロボプロはある程度の短期的にもパフォーマンスを期待できるというタイプのロボアド投資ですが、少なくとも数年単位での運用は前提となります。
基本的には世界分散投資のロボアド投資ではありますのである程度どっしりとしたスタンスで投資を行う事をおススメします。
短期的と言っても数日、数週間等の短期ではありません。
数年単位でのスタンスが基本となります
くません
ROBOPROの始め方
ROBOPROは最短で翌営業日に口座開設する事が可能です。
もちろん口座開設に開設料、維持費等は一切かかりません。全て無料で利用可能です。
こちらのフォリオの公式サイトから口座開設に進みましょう。
⇒ROBOPRO(ロボプロ)の公式サイトはこちら口座開設の流れ
ROBOPRO公式サイト から「START」を選択
「書面の確認、プロフィール(名前、青年月日等)」を入力
「連絡先(電話番号、住所等)」を入力
「本人確認書類(マイナンバーカード、通知カード+運転免許証等)」をアップロードする。
これで口座開設完了です!ちなみにFORIO ROBO PROでは最短で翌営業日に口座開設が完了します!
くません
もちろん、従来通りのウェルカムレター(郵送での認証)での口座開設も可能です。
(その場合は開設までに数日はかかります。)
よくある疑問、質問
ROBOPRO(ロボプロ)の最低投資金額
ROBOPROは最低投資金額は10万円です。
ROBOPRO(ロボプロ)のコスト、手数料
ROBOPROのコストは、年率1%(税抜)となります。
他社のロボアドバイザー投資と同様の手数料ですね。
倒産した場合はどうなるの?
FOLIOのROBO PROは、もちろん分別管理により資産を保全しています。
仮に運用会社であるフォリオが倒産した場合でも、投資した資産は返還されます。
さらに万が一分別管理の不備等があった場合には、日本投資者保護基金がお客様一人当たり上限1,000万円まで補償します。
フォリオは日本投資者保護基金に加入しており、資産が守られる体制が整えられています。
会社概要:FOLIO(フォリオ)
ROBO PROを運営しているのは株式会社FOLIO(フォリオ)という企業。
「テーマ投資」やロボアドバイザーサービスである「おまかせ投資」を運営している会社です。
またLINEの投資、資産運用サービスである「スマート投資」「ワンコイン投資」もFOLIOがサービスを提供しています。
くません
会社名 | 株式会社FOLIO |
---|---|
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第 2983 号 |
所在地 | 〒102-0082 東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4F |
役員(代表) | 代表取締役社長 甲斐 真一郎 |
事業内容 | 投資運用業 |
設立 | 2015年12月10日 |
加入協会・団体 | 日本証券業協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター |
まとめ:
ROBOPROは長期的だけでなく短期的なパフォーマンス向上を目指す「進化した」ロボアドバイザーという立ち位置のロボアドバイザーです。
ほったらかしで短期的なパフォーマンスも向上するようであれば是非活用したいところです。
2020年にスタートした新しいサービスですが、現状実績は非常に良好、ロボアドサービスをこれまでも多く展開してきたフォリオが満を持してスタートしたサービスなので今後も期待したいですね!
現在、積み立て投資やロボアド投資をされている方も、ROBOPROの少し毛色の違った運用は分散投資の選択肢として面白いかと思います!
私も、現在運用中のロボアドサービスと比較しながら運用していきたいと思います。
くません
コメントを残す