現在、私は株の配当金の受け取り方法を楽天銀行での受け取りにしています!
楽天銀行では配当金の受け取りを楽天銀行にすることで1件につき10円がもらえる仕組みがあります。
1件につき10円という事は保有銘柄が多ければその分もらえますし、私の場合、ポイント投資等で端株、単元未満株を結構保有していますのでそれなりに旨味があります。
特に1株から株が買えるネオモバとの相性が良く、銘柄によっては配当利回りが倍増する銘柄も多数出ています。
もちろん、爆発的に利益が出る投資手法ではなく、地味なポイ活的な手法ではありますが、上手く利用すれば配当金にプラスアルファで利益が上乗せできます。
少額で行うポイント投資との相性も非常に良いと思うので上手に利益を最大化していきましょう!
注意点や、おすすめ銘柄等も合わせて紹介していきますので参考にどうぞ。
目次
楽天銀行 株式配当金受取プログラム
楽天銀行では、配当金を楽天銀行で受け取るだけで1件につき10円がもらえる「株式配当金受取プログラム」というキャンペーンを継続的に行っています。(月に1回のエントリーが必要)
1件につき10円なので、保有銘柄が多ければ多いほどもらえる金額も増えていきます。
このお得な仕組みをポイント投資等の少額の投資で達成、実質的に配当利回りも向上させようというわけです。
特にネオモバ(SBIネオモバイル証券)を活用する事で少額の株式の購入でも手数料をほぼ0円に抑える事も出来ますので相性も抜群という事ですね。
ネオモバ以外だと、単元株未満で買えるLINE証券、コネクト等でも可能です。
株式配当金受取プログラムの始め方
楽天銀行×ネオモバを使った配当金にプラスして10円をもらう方法は以下の3つを行うだけです。
- 配当金の受け取り方法を楽天銀行に変更する
- ネオモバで株式を購入する
- 楽天銀行で毎月エントリーをする
配当金の受け取り方法の変更は証券口座で簡単にできます。
複数の証券口座を持っている場合でも、一つの証券口座で変更すれば全ての口座で適用されます。
この後、楽天証券を使った変更方法も紹介していますので参考にどうぞ。
あとはネオモバで1株の株を購入するだけ、
もちろんすでに保有している分はそのままでOKです。
購入後は特にやることはなく、ほったらかしでOKな点も大きいメリットですね。
楽天銀行で毎月1回のエントリーだけは必要になりますのでそこだけ忘れないようにしましょう。
なぜネオモバを活用するのか
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)では月当たり50万円までの取引はサービス利用料として税込み220円がかかります。
(このうちTポイントの還元が毎月200円分ありますので実質20円で利用できます。)
月当たり50万円までは何回でも、いくつ銘柄を購入しても実質20円の手数料で済みます。
この実質20円のサービス利用料で売買手数料は何回でも無料で利用できるというのがネオモバの利点、特に今回の手法とは相性がいいので有効に活用できるというわけです。
ネオモバの手数料が気になるという方はこちらの記事で徹底的解説していますので参考にどうぞ。
そしてこのサービス利用料はずっと払い続けないといけないというわけではなく、ストップすることも可能なので、
ある程度保有してしばらく売買はしないなと思う時点でストップしておくとその後は手数料はかからず保有しておくことができます。
※ちなみネオモバ限定のTポイントの利用方法の観点からもFX口座も同時に開設しておくことがおすすめです。
ネオモバ以外の選択肢は?
ネオモバ以外選択肢は、例えばconnect(コネクト)という証券会社でもひとかぶから購入可能で今回の方法に対応できます。
こちらは口座維持費等は一切かかりません。(売買コストは往復では1%)
基本的にはネオモバで短い期間でまとめて購入するというのがコスト的には安く済みますが、
ネオモバで毎月の維持費がかかるのが(ストップできるとはいえ)感覚的にいやだなという場合はそういう選択肢もありかと。
そしてconnectの場合、Pontaポイントで間接的に1株から購入できるのでポイント投資という面からもメリットがあります。
ただ、全ての銘柄で一株から買えるわけではないので注意は必要ですね。
くません
私も利用していますが、詳しくはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
ちなみに一株から購入できる他の証券会社で、dポイントで投資ができるフロッギー(SMBC日興証券)がありますが、フロッギーの場合、単元未満株の配当の受取先を銀行口座にすることはできません。
楽天証券での配当金の受け取り方法の変更方法
楽天証券での配当金の受け取り方法の変更を画像付きで解説します。
上でもお話した通り、複数の証券会社で口座を持っている場合でも、一つの証券会社で配当金の受取方法を変更すると、他の証券会社の受取方法も変更されます。
くません
多くの方が配当金を証券口座でそのまま受け取る「株式数比例配分方式」を選択していると思うので、
そこから、銀行での受け取りができる「登録配当金受領口座方式」に変更する方法を解説しています。「株式数比例配分方式」⇒「登録配当金受領口座方式」への変更方法
- STEP.1
楽天証券トップページの「マイメニュー」から、「申込が必要なお取引」を選択
- STEP.2配当金受取方法から「変更」を選択
下にスクロールしていくと、配当金受け取り方法の欄があるので「国内株式配当金受取方法」の「変更」を選択
- STEP.3「銀行口座でのお受け取り(登録配当金受領口座方式)」(登録配当金受領口座方式)を選択、「次へ」
- STEP.4配当金を受け取る口座情報を入力
楽天証券に登録している出金先口座が楽天銀行の場合は「現在の出金先指定口座と同一にする」を選択。
別の口座にしている場合は「楽天銀行」の情報を入力後、「確認」
- STEP.5確認画面で確認
「変更手続きのご注意」をチェック、取引暗証番号を入力後、「変更」を選択。
これで3~4営業日後に変更されます。
注意点:NISAで個別株を保有している場合はメリットなし
1つ注意点があるのはNISA口座で株式を保有している場合は変更するメリットがありません。
なぜかというと、NISAでは配当金が非課税ですから、そちらのメリットの方が大きいからですね。
そしてNISAで非課税で配当金を受け取るには、「株式数比例配分方式」(その株式を保有している証券口座で配当金を受け取る方式)を選択している必要があります。
ここまで紹介した通り、楽天銀行の「株式配当金受取プログラム」を利用するには、配当金の受取先を「登録配当金受領口座方式」で楽天銀行を選択する必要があります。
この場合、NISA口座であっても配当金に約20%の税金がかかりますのでメリットがなくなってしまうというわけですね。
私の場合、以前から楽天銀行の株式配当金受取プログラムの存在は知っていたんですが、NISA口座で保有している株式があった為これまで利用しませんでした。
最近NISA口座の株式を売却したので晴れてこちらの仕組みを利用できるようになりました。
くません
おすすめ銘柄は?
楽天銀行の配当金プログラムの仕組みは1回につき10円がもらえるという事になりますので単純に配当回数が多い銘柄は有利という事になります。
通常は年2回の配当が普通ですが、年4回配当の銘柄もあります。
さらに、1株当たりの金額が安ければそれだけ必要資金も少なくなり、利回りとしても高くなりますのでまずそういったものをいくつか紹介します。
くません
配当年4回で一株あたりの価格が安い銘柄
- 2170 リンクアンドモチベーション 株価:627円 配当利回り:1.15%
- 4714 リソー教育 株価:349円 配当利回り:2.29%
- 6817 スミダコーポレーション 株価:1044円 配当利回り:0.86%
- 7177 GMOフィナンシャルホールディング 株価:738円 配当利回り:5.25%
- 7814 日本創発グループ 株価:326円 配当利回り:3.07%
※2021/2/4現在
あくまでも年4回配当で価格が安いものをまとめているだけですが、例えば上記の銘柄をまとめて1株づつ購入してもトータル2790円程で購入でき、配当金プログラムだけで年間200円分が獲得できることになります。
そして上記の価格から配当利回りで言うと約2.5%の配当金が、年間約70円入ってきます。
配当金プログラムと合わせて年間トータル270円、そうすると実に年利10%近い利回りになります!
皮算用ではありますが、利回りが約10%という事は、配当+配当金プログラムのみで10年で元がとれるという事になりますね。
単純にこの仕組みに合うという視点で選んだ銘柄ではありますが、少額で試すことができるのでそういった意味ではリスクも低く、ポイント投資、少額投資等でやってみるのありかなと考えています。
もちろんこれだけだと超少額になりますので、普通に他の銘柄も組み合わせることで実質的に配当利回りが高くなり有利に運用が出来そうです。
現在の実績紹介
私も実際に運用していますので実績を紹介します。
2022年11月(7月末権利確定10月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 62円(3銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 30円(3件)
2022年10月(6月末権利確定9月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 292円(14銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 140円(14件)
2022年9月(5月末権利確定8月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 79円(8銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 70円(7件)
2022年8月(4月末権利確定7月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 3円(1銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 10円(1件)
2022年7月(3月末権利確定6月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 1436円(70銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 380円(38件)※設定ミスで半分程違う銀行に配当金が振り込まれたため70件⇒38件に
2022年6月(2月末権利確定5月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 83円(8銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 110円(11件)※単元保有分3銘柄含む
2022年5月(1月末権利確定4月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 62円(3銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 30円(3件)
2022年4月(12月末権利確定3月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 442円(27銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 250円(25件)
2022年3月(11月末権利確定2月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 57円(5銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 60円(6件)
2022年2月(10月末権利確定1月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 25円(2銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 20円(2件)
2022年1月(9月末権利確定12月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 1075円(57銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 570円(57件)
2021年12月(8月末権利確定11月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 95円(13銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 130円(13件)
2021年11月(7月末権利確定10月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 52円(3銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 30円(3件)
2021年10月(6月末権利確定9月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 287円(16銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 160円(16件)
2021年9月(5月末権利確定8月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 72円(8銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 80円(8件)
2021年8月(4月末権利確定7月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 3円(1銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 10円(1件)
2021年7月(3月末権利確定6月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 1269円(66銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 660円(66件)
2021年6月(2月末権利確定5月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 93円(10銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 110円(11件)
2021年5月(1月末権利確定4月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 52円(3銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 30円(3件)
2021年4月(12月末権利確定3月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 408円(27銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 270円(27件)
2021年3月(11月末権利確定2月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 52円(6銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 60円(6件)
2021年2月(10月末権利確定1月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 21円(2銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 20円(2件)
2021年1月(9月末権利確定12月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 108円(15銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 160円(16件)
2020年12月(8月末権利確定11月入金分)
- ネオモバ保有株配当総額 32円(4銘柄)
- 楽天銀行株式配当金受取プログラム 40円(4件)
毎月エントリーさえ行えば配当&10円×件数がもらえ、地味においしいですね。
今年は6月に新規で証券口座を開設した関係で振込先口座が、楽天銀行から別の銀行に変更されてしまい、取り逃し分がありますが、
再度変更して楽天銀行で受けと入れるようになりました。
1年間の利回りまとめてみた
2021年の頭に約100銘柄保有してから1年が経ちましたので、これまでの分をまとめてみると、
2021年2月~2022年1月の12か月間で
- 配当分 3,479円
- 配当金プログラム 2,130円
- 合計 5,609円
私はネオモバで約100銘柄程を保有していまして、購入金額がトータルで10万円以下で購入しています。
ざっくりと10万円で計算してみても、
配当分で約3.5%、配当金プログラム分で2.1%となり、1年間でトータル5609円で約5.6%の利回り(税引き後)となりました!
配当金プログラムで年間の利回りが2%以上かさ増しできているので個人的にはかなり優秀かなと!
引き続き保有していきたいと思います!
後は毎月の楽天銀行のエントリーだけ忘れずにやっていくだけ!
くません
私の保有銘柄はこちらにまとめていますので参考にどうぞ。
ちなみに全体で行くと、もちろん含み損の銘柄もありますが、保有株全体としては+10%以上の含み益の状態です。
月に一回のエントリーだけで自動で不労所得が得れるので地味にかなり嬉しい状態です。
株式配当金受取プログラムは毎月20日に入金されます。(休業日の場合は前営業日に入金)
その他メリット
端株だと税金が安くなったり、利回りが上がる効果もある
これは端株で配当をもらうようになって気付いた部分です。
配当金には通常20.315%の税金(所得税15.315%、住民税5%)がかかります。
なんですが、たとえば配当金額が5円の場合、
所得税の15.315%、住民税の5%は各1円以下になります。
1円以下の場合は切り捨てられるようで、実際は5円の配当がそのまま入ってきます。
実質的に非課税になるというわけですね。
配当アップの効果も!?
ちなみに1株配当が、4.5円、5.5円のように小数点が付いている株もありますが、その場合は、四捨五入されるようで、
4.5円⇒5円、5.5円⇒6円のように配当金額が実質的にアップします。
この辺りは少額で端株の運用を行っているからこそのメリットで決して大きいリターンではありませんが、
税金面で有利になったり、実質的に利回りが上がったりと地味に嬉しいメリットもあるということですね。
ハッピープログラムの対象取引になる ※ポイント還元はなし
配当を楽天銀行で受け取ることでハッピープログラムの対象となります。
さすがに楽天ポイントの還元は受けれませんが、ハッピープログラムのランクを上げる対象取引としてはカウントされるのでそういう意味でもメリットがあります。
くません
その他注意点
株式配当金受取プログラム終了の可能性
楽天銀行の「株式配当金受取プログラム」はもう何年も続いている継続的なサービスですが、今後も永遠に続くかどうかは分かりません。
なくなる可能性もあるという事は一応頭に入れておきましょう。
ネオモバの概算約定代金って?
投資初心者のタマ
と戸惑う方もいらっしゃるかと思いますが、これはネオモバの仕組み上、注文から約定まで時間がかかる=値動きがあるので制限値幅の上限の金額を概算約定代金として拘束されるという事になります。
東京証券取引所では、一日の売買における値動きの幅が一定に制限されています=制限値幅
なので理論上最大で動く金額が一応拘束されるわけですね。
一旦は拘束はされますが、実際には約定後に差額は戻ってきますのでご安心を。
ネオモバの注文時間と約定タイミング
注文時間 | 約定タイミング |
---|---|
0:00~7:00 | 当日前場始値 |
7:00~10:30 | 当日後場始値 |
10:30~13:30 | 当日後場終値 |
13:30~24:00 | 翌営業日前場始値 |
まとめ
楽天銀行(株式配当金受取プログラム)×ネオモバの利用で
- 配当利回りを実質的に上げる事が可能
- 少額スタートが可能&分散投資
- スタートしてしまえば手間がかからない
と、一度スタートしてしまえば特に手間がかからない部分が個人的にはいいですね。
私の場合、ポイント投資で色々な口座に端株、単元未満株を保有していたりするんですが、配当が楽天銀行でもらえないものもありそうなのでそちらもネオモバでの運用に切り替える事も検討中です。
少額の株であれば、配当時の10円も比率的には高くなりますし、分散することでリスクも抑えられる運用が可能かなと思います。
大きく利益を狙うタイプのものではないですが、コツコツタイプ、ポイ活好きの方にもおススメできる方法かなと。
単純に100銘柄で年2回の配当で年間2000円が楽天銀行で獲得できる計算になりますので、いい活用法かなと感じています。
ネオモバを活用することで月20円(実質的にもっと減らすことも可能)で取引が出来ますし、利用しない月はその利用料もストップすることが可能。
実質的にはコストほぼ0円で利用できるので是非有効活用していきましょう。
ちなみにネオモバの利用時はネオモバFXの口座も同時に開設しておくと簡単にTポイントの現金化に利用できるので便利です。
特にネオモバ内で還元される期間固定Tポイントは期限が短いので忘れないうちに現金化しておくのはおすすめです。
※ネオモバFXは同時に開設する事で追加で200ポイントがもらえますし、追加で費用がかかる事はありませんので同時に開設しておきましょう。
※開設の際は以下のリンクからの口座開設でTポイント400Pが獲得できますのでよろしければ活用してください。
ネオモバFXも開設しておくことでネオモバのひとかぶIPOの当選率がアップするメリットもあります。
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