現在約600万円の運用運用実績を公開中のくませんです!
2019年7月20日に、インヴァスト証券のトライオートFXで新しくビルダー機能が発表されました!
おーこれは面白そう!
— くません 雰囲気投資家 (@kumasenpai1) July 19, 2019
トライオートは設定の難しさがネックだったけど、
ハーフ&ハーフとか簡単に設定できそうですね。
シュミレーションもしてくれるのか。
触ってみねば。 https://t.co/xxy52mHUIU
ビルダー機能とは、要は自動売買の設定を簡単に作れる機能という事ですね。
インヴァスト証券のトライオートFXは、以前から非常に自由度が高く高機能なんですが、それ故に、設定が難しく正直、初心者だとかなりハードルが高いなと感じていました。
今回、ビルダー機能で簡単に設定ができるという事で早速、私が現在稼働中のNZドル米ドルのハーフ&ハーフの注文をトライオートFXのビルダー機能を使って設定してみました!
ハーフ&ハーフはレンジの中心値を決めて、上のレンジ帯に「売り注文」、下のレンジ帯に「買い注文」を仕掛ける注文方法です。
含み損を抑え、運用効率を上げた取引が期待できます。
また、現在値が運用予定期間に対して高値圏であるか安値圏であるかの判断にも使えますので、始めて自動売買で運用する場合の考え方の1つとしても知っておくと何かと便利です。
トラリピのハーフ&ハーフとは?初心者は必須の考え方!証拠金量&含み損を抑えられる!目次
トライオートFXでNZドル/米ドルのハーフ&ハーフを設定
私は現在、トラリピを利用してハーフ&ハーフで複数通貨ペアを運用中です。
ビルダー機能を使うとトライオートFXでも全く同じ設定が組めます。
ちなみにNZD/USD(NZドル米ドル)は必要資金も少なく、利益率も高い状態です。
くません
現在稼働中のトラリピで運用中の設定はこちら↓
NZドル/米ドル | 買い注文 | 売り注文 |
---|---|---|
通貨ペア | NZD/USD | NZD/USD |
注文金額 | 0.1万(1000通貨) | 0.1万(1000通貨) |
注文レンジ | 0.6010~0.7000 | 0.7010~0.8000 |
トラップ幅,本数 | 0.001ドルごと100本 | 0.001ドルごと100本 |
利益幅 | 4ドル | 4ドル |
0.7ドルを中心としたハーフ&ハーフの設定です。
実際は0.6ドルから0.7ドルまで買い注文100本、0.7ドルから0.8ドルまで売り注文100本いれてますが、
ビルダー機能で一度の注文で設定できるのは100本までとの事だったので、半分の注文を入れてみる事にしました。
という事で今回は
- 0.65ドル~0.7ドルまでの買い注文
- 0.7ドル~0.75ドルまでの売り注文
※0.7ドルを中心としたハーフ&ハーフ
のハーフ&ハーフをビルダー機能で設定してみます。
では実際の注文画面を見ていきます。
NZドル米ドル(NZD/USD)買い設定
トライオートFXではレンジ幅と本数の関係で注文幅が決まります。
くません
今回入力する設定はこちら。
NZドル/米ドル | 買い注文 |
---|---|
通貨ペア | NZD/USD |
注文金額 | 0.1万(1000通貨) |
注文レンジ | 0.6500~0.7000 |
トラップ幅,本数 | 0.001ドルごと50本 |
利益幅 | 4ドル |
実際の入力画面、入力情報がこちら
※マルチカスタムで作成
※「追加する」をクリックしておくとシミュレーションが使えます。
注文されるわけではないので安心してください。
- 売買 買い
- レンジ幅:500PIPS
- 本数:50
- 数量:1000
- スタート価格:価格指定 0.7
- 利確幅:+40PIPIS
- 損切り:設定なし※チェックなし
- フォロー値:設定なし※チェックなし
- カウンター値:-40PIPS
- ※カウンター固定にチェック
スタート価格を「価格指定」で0.7ドルにすることで、0.7ドルを中心値として、
そこから500pips下まで50本の注文を入れるという事になります。
このまま、売りの設定もやってみます。
NZドル米ドル(NZD/USD)売り設定
入力する設定はこちら。
NZドル/米ドル | 売り注文 |
---|---|
通貨ペア | NZD/USD |
注文金額 | 0.1万(1000通貨) |
注文レンジ | 0.7000~0.7500 |
トラップ幅,本数 | 0.001ドルごと50本 |
利益幅 | 4ドル |
※「追加する」をクリックしておくとシミュレーションが使えます。
注文されるわけではないので安心してください。
- 売買 売り
- レンジ幅:500PIPS
- 本数:50
- 数量:1000
- スタート価格:価格指定 0.7
- 利確幅:+40PIPIS
- 損切り:設定なし※チェックなし
- フォロー値:設定なし※チェックなし
- カウンター値:+40PIPS
- ※カウンター固定にチェック
そしてこちらが今回の買いと売りの両注文を設定した状態の画面です!
おお、どの範囲に注文を入れたがが視覚的に一発で分かって非常に見やすいですね!
くません
これで入力は完了したので、早速シミュレーションを確認してみましょう。
シミュレーション
「シミュレーション」をクリックすると移動します。
すると、シミュレーションの画面が出てきます。
シミュレーションの期間は2018年の1月から現在までという事になります。
(期間は選択不可)
各数値の意味は以下の通り。
- 総合損益=現在までの累計利益から現在の含み損を引いた金額
- 最大DD(ドローダウン)=期間中の総合損益の最大の下げ幅
- リスクリターン=総合損益に対して最大DDが小さいほど良い
NZD/USDはシミュレーションの結果は総合損益もいい結果がでてますので非常にいい感じですね。
リスクリターンはgoodという事になっています。
注意点としては、過去1年半ほどのバックテストの成績でしかないという事は覚えておきましょう。
くません
今回のNZD/USDに関しては現在、含み損もかなり少ない、価格帯がいい状態のときにシミュレーションしています。
総合損益(累計利益から現在の含み損を引いた金額)がプラスの状態が続いているので総合的にいい状態であることは間違いないかと思います。
※ちなみにこのシミュレーションにはスワップポイントやスプレッド、
自動売買手数料として2pipsの全てのコストが合算されたシミュレーションとなっています。
私の実際のNZD/USD設定
ビルダー機能の場合、1回の設定で入力できるのが100本までという事でしたので、実際の半分の注文で設定方法を紹介しました。
が、売りと買いをその都度カートに追加すれば私の実際の注文も1回で注文可能でしたので一応紹介しておきます!
くません
実際の運用レンジである0.7ドルを中心とした0.6~0.8ドルのハーフ&ハーフの設定方法です。
- 0.6ドルから0.7ドルまで買い注文100本
- 0.7ドルから0.8ドルまで売り注文100本
- 売買 買い
- レンジ幅:1000PIPS
- 本数:100
- 数量:1000
- スタート価格:価格指定 0.7
- 利確幅:+40PIPIS
- 損切り:設定なし※チェックなし
- フォロー値:設定なし※チェックなし
- カウンター値:-40PIPS
- ※カウンター固定にチェック
- 売買 売り
- レンジ幅:1000PIPS
- 本数:100
- 数量:1000
- スタート価格:価格指定 0.7
- 利確幅:+40PIPIS
- 損切り:設定なし※チェックなし
- フォロー値:設定なし※チェックなし
- カウンター値:+40PIPS
- ※カウンター固定にチェック
ビルダー機能では一回の注文で設定できるのは100本までなんですが、
買いの設定を作ってカートに追加⇒そこから再度戻って売りの注文を再度カートに追加
という手順を踏むことで100本以上でもまとめて設定可能ですね。
最終的にカートに移動後「注文を確定する」を選択するまでは運用は始まりませんので安心して設定後、カートに追加してください。
「注文を確定する」をクリックする事で自動売買が稼働、スタートします!
この設定の私の運用実績等はこちらで紹介していますので運用の参考に確認してみてください。
NZドル/米ドル(NZD/USD)のトラリピ設定 想定資金30~50万円 運用16か月 確定利益15.4万円必要証拠金
この設定での必要証拠金は約300,000円。
トライオートFXには推奨証拠金という、必要証拠金量にプラスしてこのくらいの資金で運用するとある程度余裕がありますよという目安になる資金量を出してくれるサービスもあるのでそちらも確認しておきましょう。
ハーフ&ハーフの注文の場合は買いと売りの注文のどちらか高い方が必要資金になります。
という事でこの設定の場合の推奨証拠金を買いと売りで別々でカートに入れて金額を出してみました。
売りの推奨証拠金:582,527円
買いの推奨証拠金:564,616円
という事で高い方の売りの推奨証拠金、582,527円程が今回の設定の推奨証拠金になります!
注意点
今回の設定をカートに追加して、推奨証拠金を見たところ、
推奨証拠金が88万円程となります。
くません
ハーフ&ハーフの場合は買いと売りどちらか高い方の金額が必要証拠金になるはずなので、
推奨証拠金量が、今回の設定の大きい方(売り設定)の金額582,527円よりも30万円ほどプラスで表示されていた事を疑問に思い、問い合わせてみました!
結果、やはり100本づつ、別々でカートに追加したことで推奨証拠金が別々で計算されていて、高くなってしまっているとの事でした。
(仕様上どうしてもそうなってしまうとの事。)
実際は、売り設定と買い設定のどちらか高い方の金額という認識で間違いないとの回答でした。
という事で、売りの設定の、582,527円が今回私が設定したNZD/USDの推奨証拠金という事になります。
まとめ
トライオートFX、ビルダー機能を使ってのNZドル米ドルの設定を紹介しました。
NZドル米ドルでは実際に私も運用していて利益は出ていますが、
個人的にはカナダドル円や、豪ドル円等の通貨ペアと組み合わせて運用するのもおすすめです。
くません
そしてビルダー機能は注文もかなりしやすいですし、視覚的にもわかりやすい、シミュレーションまでやってくれるので非常にいいですね!
そして、今回、説明画面等のスクショはPC版の方からもってきてますが、スマホ版でもほとんど同じです。
スマホの画面でも本当に簡単に設定が出来ますね!
くません
気になる点というより個人的な願望ですが、シミュレーションの期間を長くしてほしいですね。
現在は2018年からのバックテストしか確認できません。
せっかくシミュレーションができるのでもうちょっと長い期間ができると嬉しいところ。
特に私は、なるべく手間のかからない設定でなるべくほったらかしたい運用方針なので(^-^;、
個人的には10年くらいはバックテストできるようにしてもらえると嬉しいですとはいえ、非常に簡単に、シミュレーションまでやってくれるので自動売買に興味がある方は是非触ってみてください!
今回記事で紹介しているハーフ&ハーフの設定は、長期的なレンジの中での注文ですので初めての方でもスタートしやすい設定かとは考えていますので参考にしてみてください。
ビルダー機能は公式サイトで詳しく解説されてますのでそちらもご覧になってください。
参考 【ビルダー】マルチカスタムFXの作り方INVAST NAVIビルダー機能でカナダドル円のハーフ&ハーフの設定方法も紹介しています。
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