この記事ではトライオートFXで新たに追加された機能であるビルダー機能を使ってカナダドル円のハーフ&ハーフ注文方法を解説します。
くません
カナダドル円は自動売買の中でも人気の高い通貨ペアです。
資金量によって設定の変え方も紹介しますのでチェックしてみてください。
FX初心者の方でも非常に始めやすくおススメの手法です!
では、具体的にトライオートFXでハーフ&ハーフ(カナダドル円)の設定方法を紹介します!
トライオートFXの自動売買って?という方はこちらの記事で詳しく紹介しています!
目次
ハーフ&ハーフは初心者にもおすすめできる
投資初心者のタマ
FXの自動売買におけるハーフ&ハーフの手法とは、
一言で言うと、為替は長期的に一定のレンジ(値動き幅)の中で動くという事を前提とした注文方法です。
長期的なレンジの中での動きを前提にそのレンジ内に注文を張り巡らせるという事になります。
こちらは過去15年間のカナダドル円のチャートです。
この青枠の中に注文を張り巡らせてレンジの中で動いている限り利益が少しづつ積み重なってリターンが狙える手法がハーフ&ハーフです。
詳しくはこちらでまとめていますので是非チェックしてみてください。
トラリピのハーフ&ハーフとは?初心者は必須の考え方!証拠金量&含み損を抑えられる!ハーフ&ハーフはそれ以外にも高値圏の目安を決めれたりと、考え方としても色々と活用できますので是非覚えておきましょう。
くません
ハーフ&ハーフの考え方は、株式のインデックス投資に通じるものがあるかと思います。
世界経済は右肩上がりに成長することを前提に投資を行っている
為替の場合は、
為替はレンジ内での値動きを行うという事を前提に投資(世界経済が安定している事(右肩上がりの成長)を前提
※為替があまりに乱高下すると経済活動に支障が出るため、ある程度調整される
というイメージですね。
長期的なレンジ相場を形成することを前提に、注文を入れるのがハーフ&ハーフの基本的な考え方です。
長期的なレンジの中で注文を入れるのでほったらかしで運用可能ですし、日々の値動きに翻弄されずに済むという事で初心者にもおすすめできる運用方法と言えます。
カナダドル円のハーフ&ハーフ トライオートFX編
では実際の注文に入りましょう。
まず、今回設定するカナダドル円(CAD/JPY)のハーフ&ハーフはこちら。
カナダドル/円 | 買い注文 | 売り注文 |
---|---|---|
通貨ペア | CAD/JPY | CAD/JPY |
注文金額 | 0.1万(1000通貨) | 0.1万(1000通貨) |
注文レンジ | 70.10~90.00 | 90.10~100.00 |
トラップ幅,本数 | 80.10~90.00 100本(0.1円幅) 70.10~80.00 100本(0.1円幅) | 90.10~100.00 100本(0.1円幅) 100.10~110.00 100本(0.1円幅) |
利益幅 | 500円 | 500円 |
90円を中心値としたハーフ&ハーフです。
全体的には70円~110円のレンジをカバーしている注文です。
90円を中心に上下に70円~90円は0.1円幅での買い注文、90~110円は売り注文になっています。
では、この設定をトライオートFXのビルダー機能で実際に設定してみます!
改めて具体的に入力する設定はこちら
通貨ペア | カナダドル/円(CAD/JPY) |
---|---|
数量 | 1000通貨 |
想定レンジ | 70~110円(70~90円 買い 90~110円 売り) |
利益幅 | 700円 |
注文幅 | 0.1円 |
トライオートFX ビルダー機能で設定
今回はトライオートFXの「ビルダー機能」を利用して設定を作ります。
PCからと、スマホアプリからの設定方法を、一から実際の画面で解説していきます。
実際の設定の入力画面はどちらも変わりませんのでどちらからでも問題なく設定できるかと思います。
まずトライオートFXにログインします。
PC画面では、画面左上の「自動売買セレクト」を選択
画面上の「ビルダー」を選択
「FXで作る」を選択
トライオートFXのスマホアプリの場合は
ログイン後、画面下の「自動売買」、画面上の「ビルダー」、画面真ん中の「FXで作る」を選択。
「マルチカスタム」を選択、「次へ」
「カナダドル円」を選択、「次へ」
ではここから実際の設定画面で入力していきます。
※一度に注文できる本数が100本なので分けて注文を入れる必要があります。
カナダドル/円買い設定
まず80円~90円の買い注文です。
- 売買 買い
- レンジ幅:1000PIPS
- 本数:100
- 数量:1000
- スタート価格:価格指定 90
- 利確幅:+70PIPIS
- 損切り:設定なし※チェックなし
- フォロー値:設定なし※チェックなし
- カウンター値:-70PIPS
- ※カウンター固定にチェック
必要証拠金320,000円
次に70円~80円の買い注文。
- 売買 買い
- レンジ幅:1000PIPS
- 本数:100
- 数量:1000
- スタート価格:価格指定 80
- 利確幅:+70PIPIS
- 損切り:設定なし※チェックなし
- フォロー値:設定なし※チェックなし
- カウンター値:-70PIPS
- ※カウンター固定にチェック
必要証拠金320,000円
注文のポイントは「本数」の部分です。
「本数」は「レンジ幅」の中で何本注文を入れるかという部分ですね。
今回の場合、1000pips=10円幅なので100本の注文で0.1円幅という事になります。
カナダドル/円売り設定
90円~100円の売り注文です。
注文幅は0.1円幅の注文になります。
- 売買 売り
- レンジ幅:1000PIPS
- 本数:100
- 数量:1000
- スタート価格:価格指定 90
- 利確幅:+70PIPIS
- 損切り:設定なし※チェックなし
- フォロー値:設定なし※チェックなし
- カウンター値:+70PIPS
- ※カウンター固定にチェック
必要証拠金340,000円
100円~110円の売り注文です。
注文幅は0.2円の注文になります。
- 売買 売り
- レンジ幅:1000PIPS
- 本数:100
- 数量:1000
- スタート価格:価格指定 100
- 利確幅:+70PIPIS
- 損切り:設定なし※チェックなし
- フォロー値:設定なし※チェックなし
- カウンター値:+70PIPS
- ※カウンター固定にチェック
必要証拠金340,000円
あとは各設定を1つづつ、「追加する」⇒「シミュレーション」⇒「カートに入れる」⇒カートに移動後「注文を確定する」で設定終了、自動売買が稼働します。
最大の必要資金を計算
必要資金は必要証拠金量があれば、注文自体は入れる事が可能ですが、
そこから下落した場合(買い注文の場合)の含み損も考慮して考えないとロスカットされてしまいます。
という事でこの設定(70円~90円のレンジの買い注文)での最大の必要資金を計算しています。
くません
- 80円~90円の設定(0.1円幅の注文)の最大必要資金(評価損-500,000円+必要証拠金340,000円)=約84万円
- 70円~80円の設定(0.2円幅の注文)の最大必要資金(評価損-500,000円+証拠金340,000円)=約84万円
- 840,000円+840,000円=168万円
約168万円がこの設定の最大の必要資金という事になります。
この数字自体は上でもお話した通り、決済もなく一直線に下落するというかなり最悪の事態を想定しているので、そこまで参考にならないかもしれませんが、全ての注文を抱えたまま下落した時の必要資金がこの金額になります。
くません
必要資金は調整が可能
投資初心者のタマ
くません
トライオートFX、ハーフ&ハーフは、注文本数を調整することで資金量を調整できます。
ただ、その分期待できるリターンも変動します。
利益を出すためにはポジションを持っておかないといけないので、注文幅は狭い方が高いリターンは目指せますが、その分必要資金が多く必要になります。
自分がどのくらいのリターンを目指すかと資金量でトラップ幅等の設定を決める事になります。
レンジ幅に何本の注文を入れるかで必要資金、リスクを調整することが可能という事ですね。
- 全て0.2円幅にすると最大の必要資金は84万円
- 全て0.4円幅にすると必要資金はさらに半分の42万円
- さらに半分の0.8円幅にすると21万円
例えば今回設定している70~90円のレンジの中で注文本数を調整する場合、
くません
まとめ
トライオートFXのビルダー機能を使って「カナダドル円」のハーフ&ハーフを解説しました。
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れると他の通貨ペアでも簡単に設定できます。
ハーフ&ハーフの注文のポイントは長期的なレンジを想定してレンジ幅に何本の注文を入れるかだけなので、自身の資金量と相談してきめたいですね。
トライオートFX、FXの自動売買では、長期的なハーフ&ハーフの戦略は非常に有用な手法だと感じています。
今回紹介しているカナダドル円ペアもそうですが、先進国通貨ペアは大体レンジの値動きをしていますので、なるべくほったらかしで手間なく運用したいという方には向いているかなと思います。
長期的にコツコツと利益を積み重ねたい方はFXの自動売買での自動売買にチャレンジしてみるのは非常におすすめです!
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