アイネット証券のループイフダン で豪ドルNZドルの通貨ペアでの運用を紹介します。
豪ドルNZドルペアは一定期間狭いレンジでの値動きが続いているのでリピート系の自動売買と相性がいいですね。
この記事では、
- なぜ豪ドルNZドルで運用するのか
- ループイフダンでの豪ドルNZドルの注文の入れ方
- よりリスクを抑えた考え方
を紹介します。
ちなみに豪ドルNZドルペアは、以前トライオートFXで実際に運用していました。
今回なぜループイフダンでの運用に移したかも含めて紹介していきますので是非運用の参考にしてみてください。
目次
豪ドルNZドルで運用する理由
- レンジでの値動きが続いているので自動売買向き
- 他の通貨ペアと違う値動きをする(通貨ペアの分散)
- ループイフダンであればスワップも有利
- 必要資金も少額で可能(今回の設定は約7万円)
豪ドルNZドルは値動きが自動売買向き
現在豪ドルNZドルペアは約6年間にわたって一定のレンジ内での値動きが続いています。
大体1.00~1.14の間での値動きとなっています。
ループイフダンを始めとするリピート系の自動売買はレンジの動きの中で繰り返し利益を積み重ねていく仕組みなので、運用にはもってこいという事ですね。
さらに、豪ドルNZドルの場合は過去の値動きから下値も1以下に下がったことはほぼありませんので下落時の想定もしやすくそういった意味でも運用しやすいかなと考えています。
他の通貨ペアと違う値動きをする
豪ドルNZドルペアは値動きもクロス円(円絡みの通貨ペア)や、ドルストレート(米ドル絡みの通貨ペア)の通貨ペアと違った動きをします。
私も複数通貨ペアで自動売買を運用していますが、例えば、豪ドル円とカナダドル円等を運用していたりすると、円高時に同様の値動きで保有ポジション数が一気に増え、含み損も大きくなることがあります。
豪ドルとNZドルの通貨ペアなので円高時等の影響も少なく、通貨ペアの分散、分散投資の意味でも非常に魅力的な通貨ペアかなと考えています。
ループイフダンはスワップが有利
冒頭でも触れましたが、私は以前にトライオートFXの豪ドルNZドルコアレンジャーで運用していました。
運用実績は9か月の運用で約+9%の利益と十分な成績を収める事が出来ました。
ではなぜ、ループイフダンでの運用にするかというと、ループイフダンの方がスワップ&コストが有利だからという事になります。
2020年1/26時点での買いのスワップは10000通貨あたり-2円です。
現在マイナスではありますが、他社に比べると非常に有利なスワップポイントになります。
(2020年1/26時点トライオートFXの場合10000通貨あたり約-21円程)
個人的な経験から自動売買は長期的な運用になるとマイナススワップが結構効いてきますので、少ないにこしたことはないですからね。
今回の設定はある程度長期的にほったらかしたいという部分もあり、コストも安く、スワップも有利なループイフダンでの運用を選びました。
トライオートFXの豪ドルNZドルコアレンジャーの場合はコアレンジ帯では両建ての注文になりますので相場変動が大きい場合はトライオートFXのコアレンジャーの方がより利益が狙えるかとは思います。
トライオートFXの始め方 コアレンジャー豪ドルNZドル編ちなみに豪ドルNZドルペアはトラリピでは取り扱いがありません。
必要資金
ループイフダンのサイトの「目安資金表」から必要資金を見てみましょう。
今回の私の設定は「B40」での運用です。
その場合500pipsの値動きでポジション数が13、必要資金が70200円という事で大体1000通貨あたり7~8万円程を想定していれば十分に余裕がある設定かと思います。
現在値の1.04辺りから13の注文が入るとB40の場合下値は0.992まで注文が入る設定になります。
豪ドルNZドルの場合は過去に1以下に下落したことはほぼない(2015年3/30週に一瞬だけ0.99876をつけています)ので十分に余裕がある設定となっています。
2016年以降は最も下落している所が1.02辺りです。
ちなみに私の場合、今回豪ドルNZドルが1.0393でスタートしていて、最大ポジション数が15なので下は0.983、上は1.0953という事になります。
個人的には現時点でここまで下までカバーしておかなくてもいいかなとも思いますが、口座資金的にキリが良かったこともあり15にしています。特に深い理由はありません。
ループイフダン 豪ドルNZドルの設定方法
ここまで決めておけばループイフダンは非常にシンプルに設定が可能です。
今回注文する設定をまとめると以下のようになります。
- ループイフダンB40 (AUD/NZD)
- 取引数量 1000(1口)
- 最大ポジション数 15
- 損切りなし
- 必要目安資金約75,000円
参考までに実際の注文画面で注文の方法も紹介しておきます。
ログイン後、ループイフダン〔注文〕をクリック。
売買システムで「AUDNZD」「ループイフダンB40」損切り設定「損切りなし」取引数量「1」を選択。
1.07を超える上昇の場合は稼働を停止
上でも紹介した通り、豪ドルNZドルは2014年~現在まで約6年間ほど狭いレンジでの値動きが続いています。
10年程の長期的に見て買いのポジションにいるという判断で1.14付近まで買いあげていっても悪くはないかなとは思うんですが、
ここ6年程のレンジの中心である1.07付近を上限に稼働を止める事で、よりリスクを減らした運用が可能かなと考え、1.07付近で稼働をストップしようかと考えています。
くません
そのまま上昇していった場合は利益をとり逃すことにはなりますが、よりリスクを減らした安全策をとると言ったところですね。
現在の運用実績
AUD/NZD | 決済益 | 累計利益 | 評価損益 | 実現損益 |
---|---|---|---|---|
2020/3/2週 | 749 | 2,975 | -1,080 | 1,895 |
2020年の1月から運用をスタートした豪ドルNZドルペアの運用実績です。
2020/3/2現在、豪ドルNZドルペアは実現損益(累計利益から現在の含み損を引いた金額)がプラスに転じています。
この大荒れの相場の中、豪ドルNZドルはほとんど影響がありませんね。
改めて、他の運用との分散の意味でも豪ドルNZドルの運用はアリだなと感じています。
まとめ
改めて豪ドルNZドルは
- レンジでの値動きが続いているので自動売買向き
- 他の通貨ペアと違う値動きをする(通貨ペアの分散)
- 必要資金も少額からスタート可能(今回の設定では約7万円)
という部分で自動売買での運用が非常にやりやすい通貨ペアかなと感じています。
さらにループイフダンではスワップもコスト面でも有利に運用が可能ですね。
ということで今回は1000通貨での運用ですが今後はポジションを増やしていきたいなと考えています。
自動売買になれないうちは、どうしていいのかなかなかわからない事もあるかと思いますが、
ループイフダンは非常にシンプルで運用しやすいので自動売買に興味がある方は是非活用されてみる事をお勧めします。
運用実績も毎週更新していますのでご自身の運用の参考にしてみてください。
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