現在FXの自動売買、約600万円の運用実績を公開中のくませんです!
この記事ではFXの自動売買の中でも人気の高い、ループイフダン とマネースクエア の手数料とスプレッドというコスト面を比較していきます。
そして、直接的なコストではありませんが、スワップポイント面からも比較してみていますので是非参考にしてみてください。
目次
FXの自動売買のコストとは?
まず、FXの自動売買には、取引手数料とスプレッドという2つのコストがあります。
取引手数料とは?
取引手数料とはその名の通り、取引をするたび、売買をするたびにかかる手数料という事になります。
基本的に初めに注文を約定した時と、決済時に取引が成立しますので往復分の取引手数料がかかります。
今回比較するトラリピとループイフダンはこの売買手数料は無料となります。
スプレッドとは?
スプレッドとは「買値(ask)」と「売値(bid)」の価格差のことです。
画像のように自動売買に限らず、FXでは買値と売値に差があります。
この価格差がスプレッドと呼ばれ、この差額分がFX会社が受け取る手数料になります。
トラリピとループイフダンの取り扱い通貨ペア
トラリピの釣り扱い通貨ペア数は「13」、ループイフダンは「20」となっています。
トラリピ
(全13通貨ペア)
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- 英ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- カナダドル/円
- ユーロ/米ドル
- トルコリラ/円
- 南アフリカランド/円
- メキシコペソ/円
- NZドル/米ドル
- 豪ドル/米ドル
- ポンド/米ドル
ループイフダン
(全20通貨ペア)
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- 英ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- カナダドル/円
- スイスフラン/円
- トルコリラ/円
- 南アフリカランド/円
- メキシコペソ/円
- 豪ドル/スイスフラン
- 豪ドル/NZドル
- 豪ドル/米ドル
- ユーロ/豪ドル
- ユーロ/英ポンド
- ユーロ/米ドル
- 英ポンド/米ドル
- NZドル/米ドル
- 米ドル/カナダドル
- 米ドル/スイスフラン
トラリピでの取り扱いが13通貨ペアという事で決して少ない取り扱いではないですが、
ループイフダンでは20通貨ペアと非常にバリエーション豊かな取り扱いとなっています。
主要な米ドル円、豪ドル円等のメジャーなクロス円の通貨ペアに加え、米ドル/カナダドル、豪ドル/NZドル等のクロス円以外の通貨ペアも豊富に取り扱っています。
コスト以前にまず、自分が運用したい通貨ペアの取り扱いがないと運用自体ができませんので取り扱いの有無は確認してスタートしましょう。
トラリピ ループイフダンのスプレッド比較
トラリピは実際のレートで確認、ループイフダンは公表されているスプレッドで比較(2019/12/24現在)
スプレッド比較表 | トラリピ | ループイフダン |
---|---|---|
米ドル円 | 3銭 | 2銭 |
ユーロ円 | 5銭 | 3銭 |
ポンド円 | 8銭 | 5銭 |
豪ドル円 | 6銭 | 4銭 |
NZドル円 | 7銭 | 6銭 |
カナダドル円 | 5銭 | 5銭 |
トルコリラ円 | 6銭 | 7銭 |
メキシコペソ円 | 2.5銭 | 7銭 |
南アフリカランド/円 | 3銭 | 7銭 |
ユーロ米ドル | 4.0pips | 2.0pips |
豪ドル米ドル | 4.5pips | 4.0pips |
NZドル米ドル | 4.3pips | 6.0pips |
ポンド/米ドル | 5.0pips | 3.0pips |
主要な通貨ペアではループイフダンの方がスプレッドが狭い傾向があります。
高金利通貨、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソではトラリピの方が狭いですね。
もちろん、運用する通貨ペア次第ですが全体的にはループイフダンが若干有利かなというところです。
スワップ比較
スワップ比較 | トラリピ | ループイフダン | ||
買い | 売り | 買い | 売り | |
米ドル円 | 5 | -115 | 48 | -55 |
ユーロ円 | -75 | 5 | -18 | 10 |
ポンド円 | 15 | -47 | 40 | -47 |
豪ドル円 | 1 | -53 | 16 | -28 |
NZドル円 | 1 | -52 | 17 | -32 |
カナダドル円 | 3 | -53 | 40 | -49 |
トルコリラ円 | 10 | -70 | 30 | -50 |
メキシコペソ円 | 10 | -15 | 13 | -28 |
南アランド/円 | 4 | -19 | 16 | -24 |
ユーロ米ドル | -67 | 28 | -87 | 75 |
豪ドル米ドル | -79 | 18 | -28 | 15 |
NZドル米ドル | -67 | 14 | -22 | 10 |
ポンド/米ドル | -41 | 24 | -55 | 44 |
※スワップポイントは日々変化します。
(トラリピは2019/12/20時点、ループイフダンは2019/12/25時点)
スワップポイントに関してはプラスのスワップ、マイナスのスワップともにループイフダンの方が圧倒的に有利です。
自動売買では値動きによる決済益を狙う事がメインなので、スワップはそこまで大きい要因にはならない事も多いですが、
マイナススワップが大きい単一の通貨ペアだけで運用していると、マイナスのスワップが長期的にきいてくることもあり得ます。
逆にループイフダンを利用した高スワップの高金利通貨ペアだとプラスのスワップ&決済益を狙うという手法も考えられるかと思います。
私も実際にこの考え方で運用、実際に利益も出ています。
ループイフダンでトルコリラ/円!実績、注文の入れ方、始め方も解説!トラリピとループイフダンはどっちがいいの?
コスト面、スワップ面ではループイフダンに分があります。
では、ループイフダンで運用する方がいいのでしょうか?
結論:運用手法による
結論だけ先に行ってしまうと、運用手法によるという事になります。
トラリピとループイフダンで全く同じ設定で運用を行った場合ではコストが低いループイフダンでの運用が当然利益がでる事になりますね。
とはいえ、ループイフダンの場合は細かい設定、調整はできないという面がありますので、明確に運用したい設定がある場合は利用できないという事になります。
トラリピの場合は注文幅と利確幅を自由に設定が可能です。設定後の変更も可能となります。
それに加え、トラリピの場合は決済トレールという、利確時の大きい値動きがあった場合に合わせて利益を伸ばしてくれるという大きい特徴があります。
トラリピのメリットデメリット、設定&運用実績も公開ループイフダンの場合は、必然的に注文幅と利確幅を同じ設定での運用になります。
ここは変更できませんので設定後に変更することも不可です。
シンプルであるがゆえにコストも安いという側面もあるのではないかと思います。
くません
ループイフダンでの運用の方がコストが安いのでループイフダンの方が有利。
利確方向に大きい値動きがあった場合は決済トレールでトラリピの方が利益が大きくなる可能性がある。
結局は相場次第という事になります。
注文幅、利確幅等細かく設定したい、利益を伸ばせる可能性があるなら試したいという方はトラリピ
注文幅、利確幅は同じでいい、確実に利益を狙いたいという方はループイフダン
ちなみに初めてFX,FXの自動売買での運用を行うという場合には、特に自分にとっての使いやすさ(仕組みの理解のしやすさ、操作性、自分にとっての画面の見やすさ等)を第一に考えた方がいいと個人的には思っているのでまずは利用してみる事をおすすめします。
こちらの記事でFXの自動売買3社を比較していますので参考にどうぞ。
初心者でも始められる!FXの自動売買おすすめ会社3選徹底比較!私もどちらも活用していますので私の運用例も含めて紹介しておきます。
活用例
私は、現在トラリピとループイフダンを両方活用しています。
トラリピ活用例
トラリピでは先進国通貨を中心として注文幅と利確幅を通貨ペアごとに変えて運用しています。
長期的(10年以上~)なレンジをカバーして損きりをせずに、コツコツと利益を積み重ねていくという運用を行っています。
年利10%~を狙うというイメージで決して無理せず、資金管理を徹底してコンスタントに利益を生んでくれる状態を目指しています。
くませんのトラリピ設定、実績、運用方針ループイフダンでは注文幅と利確幅は同じ幅での注文しかできませんのでトラリピを利用しているという事ですね。
ループイフダン活用例
ループイフダンは高スワップを利用したスワップ益+為替差益を狙う運用を行っています。
ループイフダンでは現在トルコリラ円の運用を行っています。
ループイフダンでトルコリラ/円!実績、注文の入れ方、始め方も解説!今後は豪ドルNZドルの運用も予定しています。
豪ドルNZドルはトラリピでは取り扱いがない為、必然的にループイフダンを活用する事になります。まとめ
トラリピ、ループイフダンそれぞれに優れているところがありますので、上手にどちらも活用して利益を狙っていければいいのではないかと考えて両方を使っています。
どちらかしか選べないわけではありませんので、もしこれからスタートしたいと迷われている方はどちらも使ってみて判断してみるといいかと思います。
特に初めて自動売買にチャレンジするという場合は、使いやすさ、画面の見やすさ等は非常に大事にだと思います。
この辺りは、感じ方に個人差があると思うので実際に、画面を見たり、触ったりしてみることをおすすめします。
くません
操作性や、見やすさ等がネックで自動売買の仕組みを理解せずに、終わってしまうのは個人的にはもったいないかなと思いますし、
FXの自動売買は裁量トレードと違って、仕組みを理解すると特に初心者の方でも利益を狙いやすい、運用しやすいものだと感じています。
口座開設は無料、もちろん維持費等も一切どちらもかかりませんので、是非気軽に、試してみる事をおすすめします。
今回比較したトラリピ、ループイフダンの公式リンクも貼っておきますので是非チャレンジしてみましょう!
コメントを残す