どーもー現在約500万円の運用成績を公開中のくませんです!
今日はつみたてNISAでも人気のイーマクシススリムシリーズについて紹介します!
特に、
投資初心者のタマ
という方は参考にしてみてくださいね。
イーマクシススリムはコストも低く設定され、ここ最近でも信託報酬がどんどん下がっていて、非常に優れた商品だと感じています。
ただ、デメリットを上げるとすれば、名前が似ていて、わかりづらいという部分かなと(笑)
特に世界中に分散投資してくれるタイプ(全世界株式、先進国株式等)はややこしいですよね。
という事で、イーマクシススリムの各シリーズがどういうものなのか、インデックスとの絡みについて、
少し深堀りしていきたいと思います!
目次
イーマクシススリムが連動する指数(インデックス)
イーマクシススリムに限らず、基本的にインデックス型の投資信託は、何かの指数に連動するように作られています。
イーマクシススリムシリーズ、特に世界中に分散投資してくれるタイプ(全世界株式、先進国株式等)は何に連動しているかというと、
MSCI社が算出している指数(インデックス)に連動するように作られています。
投資初心者のタマ
くません
身近な所でいうと日経平均も指数(インデックス)の1つです。
日経平均とは日本経済新聞社(日経新聞)が作っている、日本を代表する225社の株価を平均(単純な平均ではないですが)から算出された数字です、こういったものを指数(インデックス)といいます。
要はたくさんの企業の株価を国や、地域等でカテゴリーわけをして、そこから一定の計算方法でまとめる&数値化したもの、それが指数、インデックスという事になります。
くません
例えば、eMAXIS slim国内株式(日経平均)は日経平均に連動し、
eMAXIS slim全米株式(S&P500)は米国のS&P500指数に連動するように作られています。
そして、そのインデックスの算出をやっている代表的な企業がMSCI社という事になります。
MSCI Inc.は、アメリカ合衆国・ニューヨークに本拠を置く、金融サービス企業。株価指数の算出や、ポートフォリオ分析など幅広いサービスを提供している。ニューヨーク証券取引所上場企業(NYSE: MSCI)
引用:ウィキペディア MSCI
MSCI社は、MSCIオールカントリーワールドインデックスや、MSCIコクサイワールドインデックス等、現在、国内外様々な金融商品で基準とされている指数を算出しています。
ここでようやく話がイーマクシススリムにもどってきますが、(^-^;
イーマクシススリムの世界中に分散するシリーズはこのMSCI社の様々なタイプの指数と連動する運用を目指しています。
では、ここからどういった指数(インデックス)と連動するように作られているのか詳細を確認してみましょう!
早見表
まず、イーマクシススリムがどのインデックスに連動しているかを簡単に表にしてみました。
イーマクシスシリーズ名 | 連動するインデックス |
---|---|
eMAXIS slim全世界株式(オール・カントリー) | MSCIオールカントリーワールドインデックス(ACWI) |
eMAXIS slim先進国株式インデックス | MSCIコクサイインデックス |
eMAXIS slim新興国株式インデックス | MSCIエマージングマーケットインデックス |
eMAXIS slim全世界株式(除く日本) | MSCI ACWI(除く日本) (コクサイ+エマージングマーケット) |
うーん、イーマクシススリムだけでもややこしいのに、MSCIのインデックスの名前もややこしいですね(;^_^A
ただ、このMSCIのインデックスがなんとなくでも理解していると、色々とはかどるので、ざっくりでも頭に入れておくといいですよー。
くません
eMAXIS slim全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS slim全世界株式(オール・カントリー)は、
MSCI:All Country World Index(MSCIオールカントリーワールドインデックス) に連動する投資成果をめざして作られています。
MSCI:ACWIとよく略されます。
くません
MSCI:ACWIがどういったインデックスなのかというと、
MSCI ACWIは、23の先進国市場(DM)と26の新興国市場(EM)で、大中型の代表的なものから構成されています。
2,849の銘柄があるため、この指数は世界の投資可能な株式の約85%をカバーしています。
世界の投資可能な株式の約85%をカバーしているという事で、これ一つで全世界に投資しているといえますね。
54.41%と半分以上がアメリカという事になります。
続いて7.58%の日本、5.21%のイギリス、3.42%のフランス、3.6%の中国と並んでいます。
要はeMAXIS slim全世界株式(オール・カントリー)は23の先進国と26の新興国の株式、2,849銘柄に分散投資されているという事になります。
とにかく、全世界にまんべんなく投資するぜーという銘柄です。
eMAXIS slim先進国株式インデックス
eMAXIS slim先進国株式インデックスは、MSCI Kokusai Index(MSCIコクサイ インデックス)と連動する投資成果をめざして運用されます。
MSCIコクサイはMSCI All Country World Index (ACWI)から、新興国と日本を除外したものがMSCI KOKUSAIインデックス(MSCIコクサイインデックス)です。
日本を除く先進国(22か国)の大型株、中型株から構成されています。
MSCIコクサイは日本を除く先進国の株価動向を示す代表的なインデックスです。
国別の構成比は、
アメリカが65%、イギリス7.3%、フランス4.4%、ドイツ4.0%、カナダ3.9%ととなっています。
アメリカの割合がACWIよりもより大きくなっています。
くません
eMAXIS slim先進国株式インデックス日本を除いた先進国全体に投資をするイメージです。
eMAXIS slim新興国株式インデックス
eMAXIS slim新興国株式インデックスはMSCI:EM (エマージングマーケットインデックス)と連動する投資成果をめざして運用されます。
MSCIエマージングマーケットインデックスは、
26か国の新興市場における大型株、中型株から構成されています。
国別の比率は、中国33%、韓国13.02%、台湾11.35%、インド9.16%、ブラジル7.23%、南アフリカ5.89%となっています。
投資初心者のタマ
中国、韓国、台湾、インド、ブラジル等、その他新興国全体に投資をするイメージです。
eMAXIS slim全世界株式(除く日本)
eMAXIS slim全世界株式(除く日本)はMSCI オールカントリーワールドインデックス(除く日本)に連動する投資成果をめざして運用されます。
ちょっと、ややこしいですが、ACWIから日本を除いたものという事になります。MSCI ACWIオールカントリーワールドインデックス(除く日本)はMSCI コクサイ インデックスとMSCI エマージングマーケットインデックスを合わせた商品ですね。
日本を除いた先進国と新興国全体に投資を行うイメージです。
まとめ
MSCIのインデックスは、ACWI(オールカントリーワールドインデックス)を基準に、
そこから、先進国のみと取り出してみたり、日本を除いてみたりと、組み合わせでいろいろな金融商品に使われています。
イーマクシススリムシリーズに関していうと、これ以外にも商品はありますが、ここで紹介している4つの絡みが分かれば、理解しやすいかなと思いまとめてみました。
今回調べてみて改めて思いましたが、
イーマクシススリムだけで、ほとんどの分散投資はまかなえますね。
一つ一つを詳しく知る必要はそこまでないと思いますが、
どういったものの自分が投資をしているのかを知るのは大事な事だと思うので、
自身の運用の参考にしてみてくださいね。
信託報酬(コスト)に関しては今回触れていませんが、どのシリーズでも業界最低水準をうたっているので安心して利用できるかと思います。
こちらの記事も参考にどうぞ。
eMAXIS slim(イーマクシススリム)でつみたてNISA 各シリーズを簡単に一言で紹介!
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