長期的な右肩上がりの成長、高配当株の多さ、アップル、アマゾン等のハイテク株の高成長等、米国株は非常に魅力的な投資先という事で、米株に投資をしてみたいという方も最近は増えているかと思います。
とはいえ、
投資初心者のタマ
という方も少なくないでしょう。
実際、国内株式を買うより米国株を買うハードルは高いですし、難しい部分もあります。
この記事では初めて米国株を買う場合、なるべく簡単に米国株式が買えるという部分に焦点を当てて紹介していきたいと思います。
まず米国株式の取引ができる主要な証券会社は
の大手3社です。基本的にはこの3つが選択肢になるかと思いますが、
それに加え、
は非常におすすめできるので合わせて紹介していきます。
目次
米国株の購入が難しいと感じる理由
そもそも米国株の取引が難しいと感じる理由としては、外国株式であるがゆえに
- 円をドルに交換する手間
- 取引画面が難しい
という2点があげられるかと思います。
まず米株の購入が難しいと感じる大きい理由の一つは、円をドルに交換する必要があるという部分です。
米国株式を購入するわけなので、円ではなくドルで購入する必要があるわけです。
株の値動きに加えて、為替レートや、さらに為替の手数料もあったりと単純に、考える事、手間が増えますからね。
これに加えて、米国株式の場合、
- 取引画面が通常の取引画面と全く違う
という証券会社もあるのでややこしいですね。。
米国株口座に日本円で入金した後にドルに交換して、、ドルに交換したいけどリアルタイムでは交換できず、、、結局取引できず。。
というような感じで初めての場合は特にややこしい部分が多いんです。
慣れてしまえばという部分ではあるんですが、取引以前の最初のハードルがかなり高いと感じます。
くません
という事で初めて米国株を買う場合の参考に、簡単に利用できる順で証券会社を並べて紹介していますので参考にしてみてください。
PayPay証券(旧One Tap BUY) 操作性、手軽さ、少額からの利用ならピカイチ!

簡単さ、使いやすさで行くと圧倒的にPayPay証券 ですね。
- 米国株式が1000円から購入できる
- 取引画面がとにかくわかりやすい(3タップで購入可能)
PayPay証券は1000円から米国株式を購入できるという画期的な証券会社です。
通常、1株からしか購入できない米国株式が1000円という少額から購入できるのは唯一無二です。
米国株式の場合、基本的に取引できる単位は1株単位となります。
例えば
となりますが、
PayPay証券の場合はどちらも1000円分から購入が可能というわけですね。
さらに、購入方法も非常に簡単、3タップで購入ができます。
正直、アプリの使いやすさ、購入のしやすさは群を抜いて簡単です。
円からドルに交換する必要もなく自動で行ってくれ、入金後はそのまま取引が可能です。
その分この後紹介する大手3社よりは手数料は多少割高ではありますが、むちゃくちゃ高いというわけでもありません。
-
PayPay証券の米国株式の手数料
- 取引手数料 0.5%
- 為替交換手数料 35銭(1米ドルあたり)
とりあえず、
- 少額から米国株を買ってみたい。。
- 操作でつまづきたくない、簡単な方がいい
という方はまずPayPay証券を試してみるのはおすすめです。
少なくとも買う前につまずくという事はないでしょう。
こちらの記事で手数料等についても詳しく解説しています。

私も実際に運用中(実績公開中)です。
1000円~少額で試してみたい場合はPayPay証券1択です。
くません
楽天証券 日本株と同じ感覚で取引可能!

次に簡単に米国株式が購入できる証券会社は楽天証券です。
- 円貨決済が可能
- 取引画面も変わらない為、国内株式、投資信託と同じイメージで取引ができる
(口座の残高(日本円)からリアルタイムで購入が可能、為替手数料も25銭と外貨決済時と変わらない)
楽天証券では投資資金を外国株口座に移動する必要もなく、取引ページの移動等もないので、国内株式を購入するのと同じ感覚で米国株式が購入できます。
円から米ドルへの交換も自動で行ってくれ、初めて米株を購入する場合は口座に円資金があれば米株がそのまま購入(円貨決済)できます。
円資金があればリアルタイムで購入ができるので非常に利用しやすいのもポイントです。
円貨決済の場合も外貨決済の場合も円⇒ドルの交換手数料は25銭です。
取引画面も同じ画面内で完結するので日本株、投資信託等で楽天証券を利用している方にとっては、全くストレスなく取引ができるかと思います。
手数料は以下の通りです。
- 取引手数料 0.495%
- 上限取引手数料 22ドル
- 為替交換手数料 25銭(1米ドルあたり)
ちなみに手数料は大手3社(楽天、SBI、マネックス証券)は現在全く同じ手数料体系です。
SBI証券
SBI証券も米国株式の取引は比較的やりやすいかなと思います。
米株を取引する場合、外貨建商品取引サイトという、別のサイトでの取引になりますので若干戸惑うかもしれませんが、操作性もそこまで変わりませんので日常的に利用している方にとっては問題ないでしょう。
リアルタイムで円貨決済も可能ですので最初の取引でドルに交換しなくても利用可能です。
手数料は
- 取引手数料 0.495%
- 上限取引手数料 22ドル
- 為替交換手数料 25銭(1米ドルあたり)
と、楽天証券と同様のスペックです。
が、SBI証券の場合、為替の交換手数料の25銭⇒4銭に抑える事が可能です。
具体的には住信SBIネット銀行でドルに交換⇒SBI証券に送金することで6銭に抑える事が出来ます。
住信SBIネット銀行の口座も必要にはなりますが、手数料を抑える事ができるのは大きいメリットですね。
マネックス証券 コスト最安!だけど・・
マネックス証券は現在、買付の為替手数料が無料(通常25銭)とコスト的には一番優れている証券会社になります。
- 現時点ではコスト最安
- 取引ツールが超優秀(銘柄スカウター等)
なので、マネックス証券は米国株式の取引において非常におすすめできる証券会社ではあるんですが、
投資初心者の方、米国株取引が初めての方の場合、簡単に取引ができるという視点で行くと、かなり使いづらい、戸惑うかなと思います。
- 米国株の取引画面が全く別物
- 通常口座から外国株式の取引口座へ資金移動が必要
- 円貨決済できるが若干仕組みがややこしい
- 円からドルへのリアルタイムの交換はできない(ドル転は営業日14:30までが当日15:00に約定。 非営業日および営業日15:00以降は、翌営業日に約定。)
ちょっと何言ってるのかわからないという感じだと思いますが(;^_^A
実際に私が初めてマネックス証券で米国株式を購入しようとした時につまづいた点です。
すぐに取引をしたくても、マネックス証券内でドルを保有していないと取引ができません。
厳密には円貨決済も利用できますが、当日の17時までに「米国株取引口座への自動連携」をオンにする操作が必要。
17:00以降に外国株取引口座に入金した円貨資金を連携する場合は、増減指示を利用する事で利用可能との事
米国株の円貨決済の見方 公式サイトこのように、手数料等の条件的にはマネックス証券が一番安いんですが、簡単に取引ができるかというとかなり難しいかと思います。
事前にドル転する事、円貨決済の場合でも事前に準備がいりますからね。。
逆に取り扱い銘柄や、取引ツールは非常に優秀ですので上級者向けの仕様と言えるかなと思います。
もちろんなので慣れてしまえば問題ないんですが、そこまでのハードルが結構高いかなと感じます。
手数料と利用のしやすさの関係
あくまで私の主観ですが、今回の4社を比較した場合、初めての米国株式を取引を想定して簡単に利用できる順番で行くと、
- PayPay証券(旧One Tap BUY)
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
PayPay証券は群を抜いて簡単、楽天、SBIも比較的利用しやすい、マネックス証券はちょっと慣れるのに時間を要するかなという感じです。
ちなみに手数料の安さで行くと
- マネックス証券
- SBI証券
- 楽天証券
- PayPay証券(旧One Tap BUY)
と真逆の並びになります。
現状、利用のしやすさと手数料がトレードオフの関係にありますね。
まとめ:自分の環境に合わせて選択しよう
購入のしやすさという観点から行くと、PayPay証券が群を抜いて簡単ですし、
画面上手数料込みの価格で含み損益も表示されるので初心者の方でも非常に利用しやすいかと思います。
今回最後に紹介しているマネックス証券ですが、米株を購入するにあたってコスト面では一番優れている証券会社です。
最初のハードルさえ超えてしまえばコスト的には一番抑えられますね。
初心者の方でとりあえず、少額からスタートしたいという場合はまずPayPay証券利用するのがおすすめですね。
くません
現状だと手数料的には大きい金額でまとめて、マネックス証券で購入するのがベストかなとは思いますが、
なかなか一括購入は勇気もいりますし、少額で分散して購入する場合はPayPay証券も併用という感じで利用しています。
手数料面はある程度慣れてから気にすればいいかなと思います。現状むちゃくちゃ差があるわけでもありませんからね。
くません
コスト面ももちろん大事ですが、なかなか忙しくて時間がとれないという場合もあるでしょうし、自分の生活に合わせて利用しやすいものを選択していく事も大事かなと思います。
最近は米国株式の手数料も全体的に下がり、購入ハードルも下がってきましたので上手に各社活用していきましょう。
コメントを残す